TAB 多読 -tadoku and beyond!-  

いっぱい読んでたっぷり聞けば、英語はかって出てきます!

  

2014/01/31

『肩書き』に溺れていませんか?

今日は英語の教員の方に向けた投稿です。
偉そうな、かなり厳しい口調になるかもしれません。
教える立場にない方は、どうぞスルーしてくださいね。

また、多読や多聴といったことを自分でやったりして、

学校英語の狭い世界にとどまることなく、リアルな英語の世界に出ていく先生や、生徒とともに自分自身の総合的な「使う」英語力を伸ばそうと心がけていらっしゃる先生も、どうぞスルーしてください。

・・・・・・・・・

私は家にいることが多いので、ネットを使って、英語を書いて、英語スピーカーの方と交流することが多いです。趣味の用事から、ちょっとした仕事のことで、会ったことのないネイティブの方に連絡を取ることもあります。
ですが、そうやって英語でやり取りをしていて、誤解が生じたことなんて、ほとんどないのです。

ところが・・・

日本人の『大学』の英語『教員』の方には、私の書いた英語では、
その意図するところがまったく伝わらないようです。
そして返された言葉が、rude、です。
はあああ。。。

あまり薀蓄な話はしたくないのですが、
(そういう英語力がないことは、自分でよーくわかっていますので)、
(それに下手な説明を加えなくても、わかる方にはわかってもらえる話ですし)、
少しだけ、どうして誤解が生じてしまったのか解説してみます。

+++++++

オレ流さんのブログに、英語教員の方がコメントを載せていらっしゃったので、
以下のコメントを書いてみました。


宮西: Hello k・・・・・・-san, isn't it generous of OreRyu-san for answering your request right away with a new post when he must be terribly busy in the middle of Jyuken? Now you're totally free to write anything what you've got to say in English. I'm dying to read yours!

そして返事。
K・・・・・・-san: By the way, Emi-san, isn't it rude to say that I'm totally free to write something on what I have to say? I'm also a very busy person. I don't want such an impolite requests from others.

Q: ここには大きな誤解が生じています?わかりますか?




A: 私が使っているfreeの意味するところは、好きなようにできますねー、です。
ところが『大学』英語教員の方は、日本語で使われる意味の「フリー」、つまり「暇な時間がたくさんある」といった意味に取られたようです。

結果、
「こっちは超忙しくしているんだ。失礼なことを言うな。」「rudeだってことが、わからないのかい?」
という反応を返されてしましました。

(なお、日本語を学んでいるカナダの友人にもここを読んでもらって、こう返事をもらいました。)
I think he completely misunderstood what you meant by "free" in your comment ^^; It didnt sound rude to me so I was surprised!
Free in this context means, "you're welcome to" or "feel free to" say what you think, not free as in ひま.

+++++++

どうでしょう?これで少しはご理解いただけたでしょうか?
オレ流さんや私が、英語の先生も、もっと普段から英語を「使う」ようにしなければいけないと、何度も何度も促す理由が。
こうした頻繁に使う表現ですら誤解が生じるようでは、リアルな世界で英語を使ってサバイバルするなんて、まず不可能です。

(また、ここにはもう一つツッコミどころがあります。
それは*rude*ですね。
これもおそらく単語集で学んだ「不作法な、無礼な」ぐらいの意味合いで使われているのだと思いますが、実際はもっと強く響く単語だと思うんですよねー。
初めてやり取りする相手に使う言葉ではないでしょう?)
・・・・・・・・・・・

日本は「肩書き」が物をいいます。
立派な肩書きを持っていると、何か失敗をやらかしても、だれも注意してくれません。どんなに常識はずれなことを言っても、論理が破綻していても、ははーって世間は聞いてくれます。

だからこそ、大学の教員といった立派な地位にあられる方は、
謙虚さを忘れずに、ただのシロウトおばちゃんの言葉であっても、
真摯にうけとろうとする、そういう態度を忘れないでいてほしいなあと思うんです。

(追加)
この記事だけをたまたま読まれた人には、もしかしたらそれこそ誤解が生じるかもしれないと心配になったので付け加えておきますが、

あなたがyou're free to なんちゃら〜って言われたとき、?、となるからといって、
「これではいけない、もっと英語の勉強をしなければ!」と、さらに勉強することを勧めているのでは「ありません」ので、そこは誤解なきように。

一般的に言って、日本人は英語をすごーく「知って」います。
使うのに十分な「知識」を持っています。
英語の先生であれば、ネイティブでさえ知らないことを知っている先生も多いです。

だ・か・ら!

あとは「使ってみれば」すべて解決するんです。
使うというのは、なにも話したり書いたりすることだけはではなく、
娯楽として英語の本を読むとか、映画やドラマを見るとか、
そういう全ての使うを指しています。 

「学校英語」を、「教科書・参考書・教材」の世界を飛び出してみましょうよ!
そして、
「ああ、これくらいの『適当さ』でいいんだな。」とか、
「へー。フリーみたいに日本語になっている英語って、注意が必要だな」とか、
そういうことを「体験」から学んでいきましょうよ!
そういうお誘いをしているわけです。

もう一度言います。
「いくら机上の勉強をしても、あなたの英語は「ことば」にはなりません。
英語をいつまでも「研究材料」にするのではなく、「ことば」として使いましょう。
(教える立場にあるんだったら。)
そうすれば、どういう指導をすれば生徒が伸びていくのか、だんだんわかってくるのですから。」 

4 comments:

  1. このfree、文頭のNowとくっついて「今(はもう)暇でしょ」と早とちりしたのかもしれません(とするとnowも誤解?)が、1/29のfacebookに教員としての仕事が終わったとあって、「rudeじゃないですか?」の書き込みが1/30。本当に暇になった(暇じゃないかもしれませんけど)ところに、now, freeとあったので、図星をさされたと勘違いした可能性もありそう。宮西さんの書き込みは1/28ですが、日付を確認しないで、宮西さんが彼のfacebookの書き込みを見て「暇でしょ」と書き込んだ、と思い込んだのかと深読みしたくもなります。この時期、どこも忙しいから、「忙しいのはオレ流さんだけじゃなくて、俺も忙しいんだ」と言いたい気持ちもわからなくはないですけどね。

    ただ、「英語の先生なんだから英語で書いてね」というリクエストに応えてくれないというのは、「やっぱり書けないんじゃないの?」と詮索されるだけなので、1回ちゃんと英語で意見を書いた方が彼自身だけじゃなく英語教師全体のためになると思いますけどね。やっぱりカリスマ教師さんと一緒で、英文を書くのは有料なんでしょうか。

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    1. galantさん、おはようございます。ひとつだけ、取り急ぎ。

      記事には書きませんでしたが、実は私もNowを「今」という学校和訳な理解をされているんだろうなーと思いました。(というか、もう一度見たら、単数複数もあれですね^^;)
      でも、(これはコメントを読まれる人向けに書きますが)間違うことを責めているわけではないのです。間違うから「こそ!」学べるんですから。たくさん英語を書かないことには、間違うことだってできない。そうしたら学ぶ機会を逃しちゃう。なんてモッタイナイという話ですね。

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    2. 数日前にご本人の不思議な解説がついていたんですね。

      学校文法的には「ご自由にお書きください」という意味にしかならないが、学校文法にとらわれないで解釈すると「ひま」という意味にもなるので、前後関係から「ひま」と解釈した。

      と言いたいようですが、さらに後段まで読むと、あたかも宮西さんが

       学校英語に捕われすぎな多くの日本人の1人

      であって、「自分はそうではない」と言いたげな書き方ですね。

      というか、そもそも、この先生が「日本語の記事に英語でコメントしろと言われてもね」というからオレ流さんが英語版を書いて英語のコメントが書けるようにした。だから、「これで好きに書けるでしょ」という文脈なのに、「オレ流さん」に「忙しい」という形容詞がついているだけで「あんたひまでしょ」と言われていると誤解するというのは、英語以前に日本語の読解力に疑問符が…。

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    3. galantさん、こんにちは。

      小中高の先生になるためには、教員免許が必要ですし、専任になるためにはテストも受ける。ですが、大学の教員って、必ずしもそういう資格はいらないですよね。まあ普通はその代わりに、何か大きな実績がないと採用されないでしょうが、中には、そういう実績すらもなしに教員になれる、そういうルートがあることは間違いないでしょう。。。
      (今回の誤解については、もう脱力するしかないので、ここまでにしますね。)

      さて、こうやっていろんな先生を追っていると、また一つ見えてくることがあります。(もちろん私のかってな推測ですが。)

      日本の英語教育に携わる先生やカリスマ講師さんは多いけれど、「最近の傾向」として、もしかしたら、
      教科書作成に関わったり、教材を作ったり、参考書を書いたり、そういうことをして有名になっている人ほど、信頼のおける知識&実践力は「なく」、
      無名の先生のほうが、力の「ある」人が多いのかもしれない、
      そんな気がしているのです。

      なぜなら、力のある誠実な先生は、何をやるにも注文が多いだろうし、妥協することはないでしょう。となると、出版社としてはやりづらいですよね。出版社の思いのままには動いてもらえないから。

      だったら、あまりよくわかっていない(でも名誉欲が強かったりする)先生に声をかけて、出版社の意のままに動いてもらおう、そういう形で業界は動いているのかもしれない。

      なんか政治家と官僚の関係みたいですが、こういう図式を当てはめると、すっきり説明がいくように思います。まったく、いやはやです。

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