TAB 多読 -tadoku and beyond!-  

いっぱい読んでたっぷり聞けば、英語はかって出てきます!

  

2013/08/14

「使える」英語の言葉は、どのように増えていくのかな?

「語彙が多い」 = 「英語ができる」 

これも「幻想・思い込み」でしかないわけですけれど、
英語教育の世界では常識になってしまっていて、誰も異を唱えないことの一つでしょう。
それをいいことに、似たり寄ったりの「単語集」がタケノコのごとく本屋の棚に並び、
生徒はこの記事に書いたように、徒労に終わることがわかっているというのに、
楽しい夏休みの時間を単語丸暗記に費やすことになる。

さて、このブログに集うメンバーですが、
かつて、やさしい本をたくさん読むような多読が簡単にはできなかったころ、
単語集を使ったことはもちろんあります。
でも今は、語彙をふやすために単語集を使ったり、
新出単語・表現用のノートを作って覚える、そんな勉強の仕方はしていません。
では、どのように語彙をふやしているのか?

という話をメンバーでしていたら、3人ともやはりというのか、
同じような習得の仕方になっていました。
そこで今日はまず一人目、Mamazonさんの語彙習得についての投稿を再度エントリーします。

◇◆◆

Tadoku might be a good way to enhance your vocabulary, especially if you are in the 'mature' stage of your life. :)

When I was young, that means when I was loving 'studying' English, I tried to memorize every new English word I encountered in textbooks, which I already wrote in my former post. I used flash cards and I bought the very early issues of 出る単 or 出る熟.

However, in my 40s,I came to realize that this rote memory method didn't work so well with me any more... Sad reality. 
Then I tried some other ways. I was desperate. Bought many books about vocabulary building: word origins, puns, quizzes, and so on. They were okay, but not satisfying. I didn't have enough patience to do the same thing over and over.

But now I can say that I am acquiring new vocabulary, after 7 or 8 years of tadoku. Hooray! Not rapidly, though. Still, I'm very happy with it. And those words I learned from tadoku I can use with confidence because I know in what kind of context they are used.

If you read a story whose vocabulary is quite easy for you but still contains some unknown words, those words will give some dent on you. Maybe you look it up in a dictionary. We all know that we cannot remember a word after just one look-up. Or maybe you just guess its meaning from the context unconsciously and overlook it. Some time later, somehow the word emerges to your consciousness, and then, this is the very interesting part, you'll start to recognize the word all over the things you read or hear!
Mrs. Malone said that it's a 'pregnant woman phenomenon,' Once you get pregnant, you start to notice pregnant women as if the world is full of them. Maybe men cannot understand this, but it's very true. Recognizing the same word again and again in different contexts, you acquire the word! 

The words I memorized with flash cards only have limited meanings but those words I acquired from tadoku don't have exact meanings in Japanese but have some vague image which definitely has the core.

It's just like learning new words through talks with native speakers. In the course of conversation, you can easily pick up new words or expressions from the person your are talking with, and can try them out.

It feels good that we can still acquire something new even after we hit our 50s, and in an even richer way.

***  ***  *** 

多読は語彙力増強にも効くんですよ、特に熟年層にはおすすめです。

私が英語「学習」大好き人間だった頃、新しい単語はすべて単語カードに書いて覚えようとしました。出版されて間もない「出る単」「出る熟」も買ってがんがん覚えたものです。

が、40代になると、この暗記方式がだんだんあやしくなってきました。悲しい老化現象。
色んな本を買って、試して見ました。必死でした。語源から覚えるもの、語呂合わせ、問題集・・・。いいかな?と思ったりもしたのですが、とにかく、同じことを何度もやって覚えていくことがもうできませんでした。

現在、多読を始めて7,8年になりますが、今は少しずつ語彙が増えていっています。やったー!もちろん、ゆっくりと、ですが。それでも、とてもうれしいことです。そして、多読で覚えた単語は、どのような文脈で使うのかがわかっているので、迷いなく使うことができるように思います。

わからない単語がほんの少しだけの本を読むと、そのわからない単語が、なんらかの形で意識に残るのではないかと私は思っています。それを辞書で調べるかもしれませんが、一度くらい調べただけでは覚えられない、というのは誰もがよく知っていることです。あるいは、無意識のうちに文脈から意味を推測して、そこで立ち止まらずにすませてしまうこともあるでしょう。それが、あるとき、意識上にあがってくることがあります。そうすると、不思議なことに、そこら中で、その単語にでくわすようになるんです。このブログの出筆者の一人であるMrs.Maloneさんは、それを「妊婦現象」と呼んでいます。自分が妊娠すると、それまで気づかなかったのに、どんどん妊婦に気づくようになり、こんなに妊婦がいたのか!と驚くようになる。男性の方にはわかりにくいたとえかもしれませんが、まさに言い得て妙なたとえです。さまざまな文脈の中で同じ言葉に何度も何度も触れて、その単語を使うことができるようになるのです!

私の頭の中では、単語帳で覚えた単語には、いくつかの日本語の意味しかないのですが、多読で覚えた単語は、日本語での明確な意味というより、もっとぼんやりとしたイメージとして存在しています。ぼんやりとしていますが、中にはその意味の核が存在しています。

これは、ネイティブと会話しながら新しい単語を覚えていくのと同じだと思います。話の流れの中で、相手の言った言葉や表現を知らなくても、何を言おうとしているかは感じることができますよね。そして、自分もその流れの中でその表現を使ってみる。

50代になってまだ新しいことを覚えられる、しかも今までよりももっと豊かな収穫がある、というのはすてきなことじゃないですか?

◆◆◇

そうなんです「妊婦現象」!
これは私の中ではピッタンコな例え。
妊婦だった時、道を歩いていると、あっちでもこっちでも、
自分と同じように重そうにお腹をつきだした女の人が目に入る。
でもこの例え、誰にでもわかってもらえるわけではないところが、ちと厳しい。

他にわかりやすい例はないかな~と考えていたら、いいものを思い出しましたよ。
それは。。。「進撃の巨人」のテーマソング!
「1:13」のところをどうぞ^^
 
進撃の巨人」って何?という中高の先生は、ぜにこの機会に覚えてくださいね。
爆発的にヒットしているマンガ、アニメですよ!

(夏休みは各地で先生を対象とした講習会が開かれるみたいで、
熱心な先生はそういったものに参加して勉強されるようですが、
でもですよ、
立派な肩書、著書もたくさん、でも実は教育現場で苦労し格闘した経験はない、
そんな講師先生の話を聞くより、こんなマンガやアニメでも見て、
今の生徒たちは、どんなものに魅力を感じるのか、こんな鮮烈な映像のアニメが流行るのはなぜなんだろう、
そんなことを考えて新学期を迎えられたほうが、生徒とおしゃべりする話題もできて、
よっぽど為になると思うんですけどね。
興味を持たれたら、こちらの英訳マンガもどうぞ!)

どうですか?あの「ポコぽこポコ」がですね、まさに語彙習得の瞬間です、私にとっては。
あ!こんな本に使われてた。
あれれ、ドラマのセリフにもでてきたぞ。
今度はpodcastを聞いていたらトークの中にで使われていた、というように、
いろんなシチュエーション、媒体の中で、同じ単語なり表現に出くわすのです。
そうすると、いくら機能低下が目立ってきた脳みそでも、
いやでも新しい言葉が刻み込まれるというものです。それも、ごく自然な形で。
この感覚を味わうと、もう単語帳にはもどれない。

みなさんにもこんな体験があるでしょうか?
よい例えなどありましたら、ぜひ教えてください!


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