TAB 多読 -tadoku and beyond!-  

いっぱい読んでたっぷり聞けば、英語はかって出てきます!

  

2013/01/21

センター試験ということで

世の中センター試験一色。高校の教員というと、「センター試験前で大変でしょう。」といわれる。悪いけど、センター試験前で大変な教員に一度はなってみたいものだ。私は自分のとこの入試準備に追われてる。みなさん知らないか知ってるか知らないけど、高校は何から何まで教員がやるのです。教科教えるだけに専念できればなぁ、と思いながら日々過ごしている教員が9割でしょう。残りの一割が、レベルの高い学校で「優秀な先生方」と呼ばれる(かどうかは知りませんが。)

愚痴はともかく、調子にのってこんなの見つけました。

大学入試の英語が変わる

有名なカリスマ予備校講師の方が書いた記事です。またこんなところで申し訳ないですが、いちゃもんつけます。ごめんなさい。

建前を抜きにして言うならば、日本では18歳までの教育の主目的は、子供をいい大学に入れることです。

そうですか。知りませんでした。もっとまともな親御さんもたくさんいますよ。大体「建前を抜きにして言うならば」って、「建前抜き」にしたおかげで、あなたは今までたくさん仕事ができたのだと思いますが。

>学校のトップも父母も進学実績ばかり気にしています。

これは確かに事実でしょう。しかし、「東大が一番いい大学ではない。自分がやりたいことがしっかりできる大学が君にとって一番いい大学だ!」とはっきり言う立派な校長も世の中にはいます。進学実績第一という風潮こそ批判すべきなのではないでしょうか、教育者なら。

しかしながら、テスト以外の方法でこの国の中高生に英語学習の必要性を創出する方法は、頭をいくらひねっても思いつきません。

なんなんでしょう。中高生を馬鹿にするのもいい加減にしてほしい。英語を使えて楽しいと実感すればどんどんやりますよ。英語ムラのわなにかかって、自信喪失しなければね。でも、その自信喪失のおかげで儲けているのが英語ムラの方々なのでは?頭をいくらひねっても思いつかないってことは、この方自身が、英語を使えるようになっていいことがなかったのではないでしょうか?中高生であれば、「英語ができればこんな楽しくなるよ。」という例をいっぱい与えるだけで、動機は生まれます。そういう動機を生まないで、つぶしつづけているのが、「英語ムラ」の方々なのではないでしょうか?


また、「英語ができたらいいな。」と思っている日本人は中高生だけじゃなく、たくさんいます。ただ、「学習」しようとすると、ダメだしの連続。何をやっても使えるようになる実感がない。それだけのこと。「もう日本人は英語ができるんだ。だから間違えても気にせずどんどん使おう。」ともっと声を大にしていえばどんどん使い出します。英語ムラの人がこう叫べばどうですか?そのかわり、教材は売れないし、英会話学校もいらなくなりますけどね。

大学入試用資格試験がやっと日本に誕生したことを、たいへんうれしく思います。ただ、このTEAPが普及するかどうかは、たくさんの人の応援にかかっていると思います。どうぞ皆さん、ぜひTEAPに注目して応援してください。

みなさん、見ててください。この試験が導入されれば、今度はこの試験のための教材が出版され、予備校でも講座が開かれます。当然、会話の授業ともなれば単価は高くなります。絶対にこのテストの周辺で、「既得権益」が生まれます。この試験導入から5年後に、この記事の冒頭で言うような人間がどんどん育ったら、私は土下座して謝りますけど。でも、絶対そうはならない。結局、帰国子女等、海外経験があって、普通の日本人のような学習をしなくていい人だけが優遇されるだけ。(どうせそれを「成果だ」と宣伝するんでしょうけどね。)

私が言いたいのは、

「テストにふりまわされず、どんどん英語を使いましょう。」

ってことだけです。

TSJ wrote

3 comments:

  1. ちょっと辛口のコメントいいでしょうか?
    使いましょう、というメッセージを私も頻繁に出すようになってきました。でもそれと同時に思うのが「使う場がない、よって使えない」という図式です。そこのところはどう思われますか?使う場が豊富にあるとは、とても思えないのが現状ですが。

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  2. 「使う」ってのは、読んだり聞いたりも含めてです。英語の本は今やネットですぐ買えるし(マンガもね)、CSでもあれば24時間英語でテレビ見ることも簡単。

    コミュニケーションで使う場が豊富にないってのは確か。でも、これが「豊富にある」状況はやっぱおかしい。それって英語植民地だから(笑)。でも、ネット等で英語を使って趣味の和を世界に広げている人もいっぱいいますよね。

    私は最近Rolling Stonesファンの掲示板で海外のストーンズフリークとやりとりしたりして楽しんでますが。また、別のバンドの歌詞を読みながら聞いていて、「なんだこれ?」と思うものをそのバンドのFacebookページで質問すると、すぐに英語圏のファンが教えてくれたりとか。

    でも、結局は、英語で読むのも聞くのも興味がない、いろんな国の人とコミュニケーションとりたいとも思わない、なんて人は、そもそも英語なんてできなくても全く困らない。英語なんかやってるよりもっと有意義なことやればいいのでは、とも思います。「これからの時代、英語ができなきゃダメ。」なんてのは「英語ムラ」の既得権益拡大のための詭弁ですから(笑)。

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  3. 読んだり聞いたりも「使う」だというのは、こじつけだなあ、それは鑑賞英語であってコミュニケーションじゃないよねと思ってますが、ここはスルーするとして。

    ”「豊富にある」状況はやっぱおかしい。それって英語植民地だから”
    これにはAha!でした!
    英語話者に囲まれるような環境にはならない前提で話をすすめればいいわけか。。。

    それでネットですが、
    私はネットを活用して英語を使ってますが、ネットでの交流はfakeというのか、nerdだけの趣味であって、face to faceの付き合いとは似て非なるもの、劣るもの?と考えてたんですよね。
    だいたい英語教育関係の間でネットの話をしても、誰もわかってくれないですから。自分がおかしいのか?やっぱりoddball?って思っちゃう。

    でも、英語話者が周りにいない以上は、ネットを活用するって、おおいにアリなわけですよね。
    というか、ネットを使わなくちゃ、英語がバンバン使えるような環境は作れない。
    これからはもう少しネットでの交流について書きましょうかね。

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