TAB 多読 -tadoku and beyond!-  

いっぱい読んでたっぷり聞けば、英語はかって出てきます!

  

2012/08/30

重箱の隅まで「説明」すれば「使えるようになる」のではなく

「使えなくなります」英語は。Period。

ここに気づけた人は、もう自由です。飛び立っていけます。
でも、日本で英語を学び続ける人にとっては、これが難しい。
だって、ここに気づかれてしまったらお手上げな学校や英語産業が、
気づかせないようにと、巧みに学習者を包囲しているわけですから。

でも、私はどうにか飛び立てた。英語を使うようになった。
なぜか。
それは幸か不幸か、「左脳」側の機能が弱いことで、
英語についての「説明」を理解する力がなかったからです(笑)
説明を理解することを、最初っから放棄できたからです。
「右脳」のほうをよく使うから、気持ちよく使えるようになったんだと思います。
この話は、長くなるのでまた今度にしますが。。。

それで「the」です。
TSJさんは昨日の投稿で、
the がどうのこうの、不定冠詞がどうのこうの、......
こんな詳しいことを、それも何度読んでもわけがわからないことを、
「身につけ」なければ英語ができないのでしょうか?」
と書いていますけど、
これは、theなんて適当でいいと主張しているわけでは全くありません
念のため。

でもなんです。

英語を使うようになって大いに悩むことの一つがこのtheではないでしょうか。
でもって、お勉強では、「説明を理解」したぐらいでは、
おそらく使いこなせるようにはならないものの一つも、このtheだと思うのです。

・・・・・

みなさんは、英語の本のタイトルを見比べたことありますか?
「the」を気にしながら眺めてみるとどうですか?
theではじまるもの、a/anになっているもの、そして何もなしのパターンがありますよね。
この違いは何だろー
文法書のtheの説明読んでも、わかんないんですけどー。

私は、サブカルチャーな日本のものを英語圏に届けるようなことを手伝っていて、
例えば、日本語の本のタイトルを英語にすることがあるんです。
そこで悩むのが、the。
英語話者と相談しながら検討するのですが、
theあり、なし、その違いがすっきりしない。
最後的には、「感覚的」にthe あり、なしを決めていきます。


次はこれ。
Frog and Toad Are Friends Book and CD (I Can Read Book 2)
Frog and Toad Are Friends Book and CD (I Can Read Book 2)
英語多読をしている人には、広く知られているシリーズですね。
国語の教科書にも「手紙」というお話が収録されています。
さて、この本には五つのお話が入っていますが、
そのタイトルをじっくり見たことありますか?

Spring
The Story
A Lost Button
A Swim
The Letter

どうですか?!冠詞なし、theつき、aつきとみんなそろってるんです?!
じゃあどうしてa letter は、the letterでないといけなかったの?
a swim と the swim では、印象がどう違ってくる??

こんなところから、冠詞について生徒と一緒に考えをめぐらせ、
そのコアな部分に迫っていくほうが、
図式やら文法書の解説を読むより、先生のわけわかんない説明聞くより、
よっぽど深く訴えるものがある、腑に落ちる、そうは思われませんか?

・・・・・

とまあ、theは深い、深すぎるわけで。。。

先生にtheの説明をしてもらって、理解した気になっておけば、
本を読んで理解する分には、まあ問題ないでしょう。
でも「使おう」としたら単に頭で理解した程度では、役に立たないのです。
そこには「感覚的」な理解がどうしても必要。
そしてその感覚は、
英語を「たくさん」聞いたり、読んだり、話したり、書いたりして、
そして両方向な「キャッチボールな使い方」をすることによって、
徐々に自分のものになっていく、そんなものではないでしょうか。

(なお、感覚ということで、イメージを売りにする人もいますけど、
他人がとらえたイメージを、そのまま自分のものにするなんて、できませんって。
自ら作り上げるしかないんですって。)

MrsMalone wrote
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5 comments:

  1. どうも。昨日の記事で話題にした方のTweet。

    >語学の適性を調べるMLATでは、言葉の文法的特性を察知する力が4つのスキルの一角を占めています。http://en.wikipedia.org/wiki/Modern_Language_Aptitude_Test … とすると、英単語中トップと5番目のシェアを持つ theとa/anなのに、出て来る都度いい加減に処理するような人は英語学習に不向きだと思います。

    うーむ。出ましたね。「英語学習に不向き」

    数年英語に触れた人が、いちいちaとかtheを「きちっと処理しよう」としたら、その度に考え込んで、「使う」ことができなくなってしまうとは思いませんか?

    やはり何度も何度も使って使ってそれで少しずつ感覚が身につくと思います。

    私の経験だと、自分が書いた英語を複数の「ネイティブ」に見てもらうと、必ずaとtheで意見が分かれます。

    100%ここはtheしかない!って場合もあれば、theをつける/つけない、によって文体が変わる程度のこともあると思います。

    日本語だってそうですよね。

    「完璧な文章なんて存在しない。」

    言語ってそういうもんでしょ?自然言語である英語をあたかもコンピュータのプログラム言語のように考えているんじゃないの?と思います。

    まぁそうすることによって、商売が成り立つわけですけどね、そういう人は。

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  2. 追加です。

    「theとかaなんてどーでもいい!」って思ってるわけじゃないですよ、僕は。theとかaとか、そのほか、forとかatとか、中学校の教科書の最初っからガンガン出てくるものって、やっぱ本質的なもので、すごーく大事ですよね。でも、本質的だから、理屈で説明するとすごーく難解になる。だから、最初は気にせず「使おうよ」ということです。使うってのは話す・書くだけじゃなく、読んだり聞いたりも当然含めます。

    そういう「体験」の中ですこしずつ「感覚」がしみこんでいくんだと思います。

    例えば日本語の「は」と「が」と「も」の違い。日本語学習者に、言葉で説明しようとしたら大変ですよ。

    でも、使って使って使い倒しているうちに、わかってくる、と私は思います。

    時制も同じ。「現在完了形は、ある動作や状態が、過去のある時点を基点として、その動作や状態の影響が現時点において.....」なんて説明されてわかりますか?そんなことより、実際の言葉の何度も出会い「体験して」体にしみこんでいくんじゃないですかね。

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  3. 冠詞は、無視してます。わからなかったら、飛ばす。英語圏のひとたちだって、結構いい加減よ。私たちの日本語も好い加減なものでしょ?

    冠詞で悩んでる間に人生終わっちゃう。その方がもったいない。薀蓄を語りたい人たちだけが、楽しめば良いのですよ。語感なくして、文法は成りたちませんわよ。例外が多すぎますもの。

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  4. お二人さんどうも。
    ちょい薀蓄モードの投稿になってますね。すまんこってす。
    「語感」なんてことが意識にある、わかる先生って、どこにいるんだろうね、日本には。

    そうそう、生きているうちに使っとかないとね、えいご。

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  5. いま、最後の方にでてきたイメージの話を読んで、思い出した。右脳派の子供達用の特別プログラムで、文字が読めない場合に、イメージを絵で描かせるっていう方法を紹介してた。モモも、スペリングが苦手だったからやらせてみたら、楽しんでた。でも、時間がかかり過ぎって笑ってた。
    ボキャとかも、使える場面を想定してみると覚えるのも楽しんだけどね〜。こんな感じで使えそう!って具合に。
    使って、なんぼよね。

    ちなみに、蘊蓄も色々あって、学校の文法授業じゃなきゃ楽しいよ。大学在学年(2、3年前)に、慶応でも教えてますとか自慢してた講師の文法授業取ったけど、そのつまらなさって言ったら一流だったな〜。聞けば、聞く程訳が分からんことになる授業ってすごくない?一週間の講座だったけど、一週間後には生徒全員が「英語は、難しい〜」とか言ってた。私だけ「あれ、英語じゃなかったよ。あの方、一度も英語発してなかったよ。わからなかったのは、日本語での文法用語説明でしょ?英語じゃないよ。」って笑ったら、きょとんとされた。

    でもね、この講師、何か質問すると「あ〜、きみ、いい英語のセンスしてるね〜。」とかいって、答えはボカすタイプ。っていうか、正直に 「わかんない!そんな事には意味ないって!」って言えばいいのに。疑問詞は副詞とか言ってたような気が。So what?

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