TAB 多読 -tadoku and beyond!-  

いっぱい読んでたっぷり聞けば、英語はかって出てきます!

  

2012/04/16

学校は歪んでます

学校の教育は歪んでます。

今日は最初の授業。初めて私の授業を受ける生徒なので、「今までの英語の授業の感想」を書いてもらいました。

「プリントの問題が解けるようになって楽しかった。」「テストの点が中学のときよりあがったので楽しかった。」「先生が問題をわかりやすく説明してくれたので楽しかった。」

こういうのを見て多くの教員は、「じゃあいい授業だったんだな。」と思うでしょう。

歪んでないですか?私は強烈な歪みを感じます。

学校と「入試」でしかやらないような「問題を解く」という作業に楽しみを感じてしまっている。そういう生徒を大量に生み出しといて、「社会で即戦力で使える人材が少ない。」と嘆く。

ほんっと日本の教育関係者はとてつもなく無責任なんです。

歪みの話はキリがないのですが、もう1つ。

今日、大手教科書会社の営業の方と話しました。いわく、

「最近の先生は、指導書だけじゃなくて、各レッスンの予習プリントと復習プリント、小テスト、さらには板書例までほしいって言うんです。昔はここまで言われなかったけど。」

私は「指導書(teachers' manual)」すらほとんど見たことないのでびっくりしました。ここまできたらもう誰でも教師はできるじゃないか、って話をすると、

「いやいや先生、もっとありますよ。朱書入り教科書ってのまで作ってるんだから。生徒と同じ教科書に、問題の答えや、英文の全訳や、さらに背景知識まで全部赤字で印刷してあるんですよ。こういうのが結構売れちゃうんですよ。」

とのこと。

世も末ですね。

だから、何度も言うように、学校(大学や予備校だって同じでしょう)なんて相手にせずに、みなさんがほんとうの楽しみを見つけてほしい。問題を解いたり、点数が上がる楽しさなんて見向きもせずに、

「いろんな国の人と英語でチャットできて楽しい。」「英語でブログを書いて世界中の人からコメントもらって楽しい。」「英語の絵本の世界を知って楽しい。」「好きな洋画をオリジナル音声で聞けて楽しい。」「メージャーリーグの英語の実況中継で興奮できて楽しい。」「大好きな歌を英語で感じられて楽しい。」「日本のメディアでは報道されないニュースを英語で読めて楽しい。」

こんな楽しさを感じてほしと思って、このブログやってます。

TSJ Wrote

9 comments:

  1. 実際に、わが子の学校の先生方のやり方を見ていても、本当にそれでいいんでしょうか。。と思うことはたびたびあるのですが、そんな話を聞くとさらに子供を学校に行かせる子供を持つ身として不安になりますね。。

    学校に流されず、親も子も、本当に大切な事をしっかり見据えて
    自分達で考えていかなくちゃいけないんでしょうね。

    ReplyDelete
  2. わたくしは、もう少しで退職する高等学校の国語教師です。貴ブログの記事にほぼ同意いたします。国語の授業と称して、漢字の書き取り練習ばかりさせている、という話を聞くとぞっといたします。日本語で書かれた作品を楽しんでいないから、そんなキレギレのことをしているのでしょう。そして、それは自分の生活を楽しんでいないからなのでしょう。国語の教育も英語英語の教育も、マズイという点では同じです。
    これまで37年間、主に小規模校、定時制・通信制高校に勤務いたしましたが、同僚の中で英語を楽しんでいる英語の先生は、一人でした。その人は、職員室でシドニー・シェルダン(Sidoney Sheldon)の小説を、音読していました。
    煎じ詰めれば、生きることを楽しめない、奴隷生活者が大半だからです。多読は奴隷解放運動ですよね。
    ところで、Sidoney SheldonのThe Other Side of Meは、まるでShidoney Sheldonの小説のようにハラハラドキドキする内容で、ムチャクチャ面白いですね。

    ReplyDelete
  3. 学校は歪んでいる、無責任というだけならまだしも、義務教育って、気づかれないように、国家が理想とする国民を育てようとしているんだなあとか思うことがあります。
    家庭科で”家計管理マスターシール”というシールを使って家計を作成するというのがありました。
    ここでサンプルとして出しているのは、
    夫が正社員、妻がパートタイマー。?誰が正社員でもパートタイマーでもいいだろうに。
    実収入、夫が月30万、妻が20万。小さい子どもがいてパートタイマー20万円?倒れそう。
    ぜいたくに、趣味や楽しみなどにお金をかけること、外食中心とかが入ってる。
    趣味や楽しみのために働いたらいけないのかな?外食よりデパ地下惣菜中心に家で食事がいいことなのかな?
    とかとか、平均的なところに引き寄せようとする。
    いやな感じがします。

    ついでに書いちゃうと、マスコミもこれに手を貸していますよね。
    最近増えたと思うのが、有名人が妊娠、出産したというニュース。
    できちゃった婚とか、本来は社会的に非難されるべきなのに、そんな指摘する人どこにもいない。
    人口が増えるんだったら、なんでもOKと。
    誰それが妊娠したなんて、まだこの世の中に生れ落ちることができるかできないかわからない命を、ああも無邪気に取り上げるマスコミに、吐き気がする。
    男性が仕切るマスコミ界だからなのかなあとも思ってみる。

    ReplyDelete
  4. みなさん、コメントありがとうございます。

    歪んでいるのは教員だけじゃないですね。親も結構どうかしてると思うことがしょっちゅうあります。教育委員会をはじめ、教育行政の歪みはもうどうしようもないくらいです。でも、そういう行政を容認し、知らず知らず助長しているのもわたしたちなんですよね。

    だから、何度でもいうように、学校なんかに期待してはいけないのです。自分たちで変えていかないと。

    私は自分の周りだけでも変えていこうとは思ってますが、これはとてつもなく時間がかかりますので、みなさんは、さっさと見切りをつけて、人生楽しんでください。

    ReplyDelete
  5. 人を変えるのは難しい。
    だったら自分が変わって、それが伝播するのを待とう。
    そんな風に生きると、毎日が楽になるかな。

    ReplyDelete
  6. 教科書ガイドの教師版のやつですね。
    当方も、昔、2度目の大学受験(大学2個目)のときに、数学の先生からお借りしましたが、ものすごい内容でした、ですね。便利以外の何者でもない、という感じです。
    しかし、本当に、テスト、暗記、至上主義になってる感がありますね。暗記で一時的にそれなりに英語力は伸びるのでしょうが、やはり、卒業するまで、受験までの短期間のもの、ですね。すぐにすっかり忘れ、おおむね、「英語を習ったこともあったなあ」でおしまいという現状ですね。
    どうして学校で英語の本の一冊も読ませないのでしょうね。音声にしても、先生が喋るかテープを流すかして、毎回必ず授業で聴いて使えば、だいぶ違うでしょうに、と思います。6年も英語を学習して、思い出とか、やさしい文なら辞書を引けば少しはわかる、というのでは、悲しいですね。
    もう、オックスフォードのリーディングツリーを教科書に採用する、ぐらいの発想をもった「お役人」「教育委員会のお偉方」が出てこないものでしょうか?

    ReplyDelete
  7. ピンポイント、ORT, Oxford Reading Tree、のことですが、
    韓国では、テレビショッピングでも販売したそうで、爆発的に売れているそうです。
    教科書会社も、もう日本は相手にしていないとか。

    ReplyDelete
  8. >どうして学校で英語の本の一冊も読ませないのでしょうね。
    えーと、それは多くの教師が教えられないからです。
    通常英語の授業というのは、「分析」「解説」がメインで、そこからはずれる授業はなかなかできない。発想もできなかったりする。
    大体、自分で「本の一冊も」読んでいない人間に、本を読ませる授業はできない・・・。ここで読む、というのは全訳したりするようなことではありません。念のため。副読本を与えてそれを読ませ、試験をする、というのはかなりやられていますが、それでは楽しくないですよね。読書ではない。

    ReplyDelete
  9. 先生だけでなく、大人みんな本を読まないというか。。。
    でもやっぱり、
    「英語」の先生は、「テキスト」以外、英語の本を「開こう」ともしない、
    という傾向はあるように感じます。

    高校で少しだけ講座をもった時のことです。
    共同で使うデスクの上に、英語の本、絵本から児童書、CDつき本、
    マザーグース、poems、PBまで、いろーんな本を置いてみましたが、
    誰も手に取ろうともしない?! なぜ(゜o゜)

    日本語の本だったら、ちょいと開いてみるだろうに、
    英語っていうだけで、警戒モードに入るのかな、と思ったことです。
    このブログへいらっしゃる先生は、きっといつでも本が鞄に入っているだろうから、
    もっと本の話題を記事にしたらいいかもしれませんね。

    ReplyDelete