TAB 多読 -tadoku and beyond!-  

いっぱい読んでたっぷり聞けば、英語はかって出てきます!

  

2012/04/07

いま何読んでる? ~脱GRのすすめ~

今私は友人から借りたHunger Gamesを読んでいます。
このブログに来られたのは、多読に興味があるからでしょうか?
もういろいろ読み始められましたか?それともこれから?
みなさんに言いたいんです。GR(Graded Readers)は読まないほうがいいですよ。
もっとはっきり言うと、GRなんか読むのは時間の無駄です


GR,graded readersとは、基礎的な単語、簡単な文法構造を使い、レベル分けされた読み物のことで、英語を母語としない英語学習者がターゲットです。一方、英語を母語とする子どもたちのためにレベル分けされた本は、LR, Leveled Readersと呼ばれています。)


私自身は多読の初期段階でたくさんGRを読みました。勤務校には何百冊ものGRがそろっています。今でも新しいタイトルが入ると、中身を知っておくために読みます。

では、どうして読むな、と言うのでしょう。

GRは本当の本ではないから。英語の上達にも、それほどの効果は期待できないから。

最初、私はこのことに気づかず、生徒にGRを勧めさえしていました。多読仲間の中には、GRについて疑問を持つ人もいたのですが、何が問題なのか、わかりませんでした。いつもちょっと気づくのが遅いんですよね・・・。

昨年、私はHank Zipzerというシリーズに夢中になりました。識字障害のある男の子の話です。著者のHenry Winkler自身、識字障害があり、Lin Oliverという共著者がいるのはそのせいかもしれません。それはとにかく、面白くて面白くて、やめられませんでした。このシリーズは、生命力に満ちていました。主人公Hankの躍動するパワーを感じました。

シリーズ17巻全部を終えた頃、GRを手に取りましたが、その退屈さ、無味乾燥なこと!Hank Zipzerが生き生きと咲くバラだとしたら、GRは公衆トイレの片隅でほこりをかぶっているホンコンフラワー(わかります?プラスチックの造花ってことです)。命がないんです。本物とはぜんぜん違います。

この二つがこんなに違うとしたら、どうしてGRをたくさん読めばPBが読めるようになると期待できるでしょう?
明らかなんです。不可能。

世界にはいい本がごまんとあります。良い本、というのは、読むのがやめられなくなる本、夜更かししてでも最後まで読みたくなる本のことですよね。そんな本を読んでいるとき、登場人物は私たちの頭の中で生き、おしゃべりをしているのです。そこからこそ、私たちは何かを学んでいけるのではないでしょうか。

命短し。時間は大切に。
Happy Reading!


(補足:GRは公立図書館や大学図書館に入っているケースが多いので、購入する前にリクエストして読んでみるのもいいかもしれませんよ。
自分にGRは必要なのか。GRは読まなくても、自分の興味にあった一般の児童書や、易しい言葉使いのPBのほうがあっているのか、いろいろ調べていくのも楽しいものです。)


******************************

What are you reading?



Now I’m reading ‘Hunger Games’ which I borrowed from my friend.

You came to our blog maybe because you are interested in tadoku.

Have you already started to read a lot? Or are you planning to?

I say, keep a distance from GR(Graded Readers), or rather, don’t waste your precious time reading GR.



I myself read a lot of them at an early stage of my tadoku. My schools’ library has hundreds of them. And I still read GR when they buy new titles so that I can see what they are like before students read them.



Then why do I tell you not to read them?



It’s because they are not real books. They won’t do much to improve your English.



At first I didn’t realize it and I even encouraged my students to read them. Some of my tadoku friends had doubts about them but I couldn’t see what bothered them at that time.  I’m always kind of slow…


Last year, I was hooked by a series ‘Hank Zipzer,’ a story of a boy who has dyslexia. Its author Henry Winkler is dyslexic himself and probably that’s why he has a coauthor, Lin Oliver. Anyway, it was soooo good that I just couldn’t stop reading it. The book was, oh, so full of life. I could feel the bouncing energy of Hank.

After finishing all 17 books of it, I picked up a GR to read, and I was surprised how boring and dry it was. If ‘Hank Zipzer’ was a live blooming rose, it was like a plastic artificial one which sometimes we see covered with dust at a public bathroom… No life. Not the same as the real one..

If they are so different, how can you expect that you will be able to read PB after reading many GR?
It’s obvious – impossible.

There are already tons of great books in the world. Good books are the ones you cannot put down and you stay up to finish.  While you are reading them, all the characters in the book are alive in your mind and talking.  That’s how you learn something out of them.

Life is short. Don’t waste your precious time.
Happy Reading!
(Writer:Mamazon)
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38 comments:

  1. はじめまして。
    当方は、3年ほどまえ、ゼロ状態からtadokuを試みまして、GRをあまり読まず(一応途中で20冊ほど読みましたが)、ご指摘のような児童書(入手できたもの)を各種読み進め、約10ケ月で、ペーパ-バックまでいきました。いろんなシリーズも読みましたが、一番好んで読んだのは、Goose bumbs です。
    ご指摘のように、GRを読むより、たしかに一般の児童書、絵本を読んだ方が、ふつうに英語の世界に入っていけると思います。夢中になるシリーズ本にも出合えますし。

    ただ、この「児童書」というものが、ほんとうに、多読者の間でしか、知られていないのですね。
    絵本とペーパーバックの間にある、膨大な児童書は、見たことが一度もない人には、想像がつかないのです。多読のガイドブックを見たような人だけが、その存在を知っている、というのが、現状と思います。
    GRは、一般のひとにも、徐々に知られてきました。学校関係者であれば、かなり目にする方もおられると思います。多読の総本山SSSが強力に推しているせいでもあります。
    しかし、一般の児童書は、その存在が、一般に知られておりません。
    多読を進める上で、このような本を、いかに一般の周知にもってゆくか、そういう本を、中学の頃から読むような環境を作れるか、これが難解な課題だと思っております。
    もし、当方の近くの方がおられ、学校の現場に児童書を、というのであれば、ぜひご協力したい、と思う次第です。
    では。

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  2. CHABOです。同感です。もしこのblogを読んでいる方でGRにどっぷりつかっているような方がいたとしたら、是非まずは絵本にたくさん触れて欲しいと思います。その世界観の深さに、英語がいかに豊かであるかを知り、ことばが頭に染み渡る感覚をたくさん実感してもらえると思います。

    例えば、あまりに有名過ぎる絵本であえて出すのも躊躇してしまいますが"The Very Hungry Caterpillar"(Eric Carle)、名作です。もちろん色々な楽しみ方があるでしょう。絵本について語法文法解釈をするのもナンセンスだと思います。それでもこの絵本を通して染み渡るbut he was still hungryのstillの印象の強さっていうのは、「still=今でも、今だに」なんて1対1の英単語集をやっていてはなかなか身につかない感覚だと思うのです。和訳は分かるけど、使う状況が分からない、という日本人の英語力の弱さを少しずつ補ってくれる―絵本はそういった大切な役割を担うものだと思います。

    そしてもう一つ。子どもはGRの単調さを見抜きます。もちろん、同時に絵本や児童書を読ませていれば、の話ですが。多読を始めて、初期の頃は(僕は中学生を想定して書いています)GRは「割と読める」という感覚を子どもに与えるので、一旦は少しはまります。CDが付いているので、ひっぱってくれる感覚も快適なのだと思います。ただ、やはりElephant&Piggieみたいに、読んでいて子どもがgiggleするようなシーンには、GRばかりを読んでいては出会えないと思います。

    もちろん自分が多読をする場合でも、子どもに与える場合でも「面白く」なければ多読じゃない。そのきっかけは僕はGRよりも、絵本や児童書が握っていると、実際子どもたちを見ていて実感しています。

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  3. 足立sunnyさん、はじめまして! ほとんどGRを読まなかったとは、ラッキーな方ですね! 私はもともと絵本好き、児童書好きだったので、そちらも「こんな本があるんだ~!?」と夢中で読みましたが、GRも学校にあるのはほとんど読んだんですよ。なのに(それとも、だから?)気づけなかった・・・。 本物の本の中にある、ダイナミックなパワーに触れていなければ、本当の英語力はつかないですよね。

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  4. CHABOさん、コメントありがとう!
    多読の素晴らしいところは、絵本から始めることを提唱したところにありますね。本当に。
    絵本は、子どもはもちろん、大人も楽しめる。大人の方が楽しめる絵本もある。The Living Treeのように。
    そのパワーに触れると、そこに使われている言葉がストンと入っていくんですよね。

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    Replies
    1. すみません。Living Tree じゃなくて、Giving Treeです。
      (一文字違いなんですねー。初めて気がつきました。)

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  5. 学校関係者です(笑)。多読授業をやってます。GRはそろえているのですが、人気ないです。ORTなどのシリーズから絵本にいって、児童書という路線が多いです。そういう生徒は結局読む冊数も多いです。一度、「日本語多読ライブラリー」を読んでみてください。GRの本質がよくわかります。

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    Replies
    1. 生徒の反応は正直ですよねー。私の授業でも同じなんです。
      でもどうしてそこで肝心のことに何年も気づかなかったのか・・・。

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  6. Hi Whiskers-san,
    Yesterday, it was like a thunder and a lightening hit me hard! I've never ever expected the day would come when you'd say GR aren't that good and interesting. Truth be told, I didn't get anything from the beginning when people say GR are good. Of course, some GR such as the coldest place or the piano grabbed and moved me profoundly, but majority of GR are, you know, craps... Look at those gloomy front covers. Why can't you make them more enjoyable???

    Imagine being a professional writer of yourself. Would you happy to write a story for GR? I strongly doubt if someone with compelling talent would be thrilled to write stories with limited expressions or a given style. GR are doomed to be second rated stories. Then how will you ever be able to grasp the heart of your students with such so so stories?

    It's not many so so stories that could inspire students and lead them to read more books.
    Just one wonderful, splendid story is suffice!

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    Replies
    1. Hi emmie-san,
      You always surprise me getting so overjoyed about my,..what should I call it, change? Anyway, I'm grateful for your sincerity.

      Truth be told(Hooray, I wanted to use this expression!), I hadn't read many GR before I started tadoku except for several I chose for students as homework.


      At the early stage of my tadoku, I devoured and gobbled up any English book in my reach. And I didn't stop and think whether they were interesting or not. Maybe that's why I was so blind about this fact.

      I'm sure there are more English teachers who are feeling like me.

      Delete
    2. Hi again, emmie-san-

      This morning suddenly I realized that you'd been patient with me all the while I hadn't realized this problem of GR. That's why you got so excited with my article, right?

      Thank you for your patience and friendship! (Sounds corny, but I'm serious. :) )

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    3. hahaha, Maybe I should be saying, "Yes! I've been really truly patient all these years waiting for the time you realize the harm GR is doing to learners."

      Well, you know now that I can't become patient. I'm irritable and impatient that I tend to poke people even when the right time has not come yet... So I often think I'm not cut out to be a tadoku facilitator because of that.

      Anyway, I value and respect other's thoughts, and that always leads me happiness, I think.

      BTW, I'm still thinking about GR and found some featured article about GR in past issue of Tachou Tadoku magazine. I'll come with the magazine to the meet-up, so let talk about it more!

      Delete
  7. 質問でーす。

    英語は大の苦手だけれど絵本や児童書は読みたくない
    という人には、
    どういう本をお薦めしますか?

    ReplyDelete
    Replies
    1. こんにちは!
      えーと、その方の好み、関心分野を聞いて、Rookie-Readers, DK Readers, Read-about-World-Famous-Artist(でしたっけ?)とかのシリーズはどうでしょう?Rookieはかなり語数も少ないし、なかなか面白いのではないかと思いますが。
      あとは、別に本でなくてよいので、ドラマを勧めたり、BBCなどの素材はどうでしょう?
      基本的に、その人に合わせる、ということではないでしょうか。

      Delete
    2. お返事ありがとうございます。

      Rookie-Readers や DK Readers って、
      いわゆるGRとは違うんですか?

      あと、
      ドラマやBBCの素材って、
      初心者には難しくないですか?

      質問ばかりですみませーん。

      Delete
    3. 私の中ではGRの中に入れてないんですけど・・・。
      厳密に言うと、どうなんでしょう?
      ネイティブの子ども向けに書かれたものだから、GRとは違うと、単純に思ってました。

      ドラマは、日本語で見る、日本語字幕で見る、英語字幕で見る、字幕なしで見る、などなど、色んな方法で見るといいと思います。
      そこまでして見たくないものは、つまり、面白くない、ってことだと思います。
      BBCなどは日本語は出なくても、subtitleやscriptを利用するといいと思います。

      ・・・と、色々書きましたが、興味のあることなら、きっと自分で、「こうすればいいのかな?」という開拓、発見があると思うんですよ。

      Delete
  8. なるほどー。

    Rookie-Readers, DK Readers, Read-about-World-Famous-Artist
    はGRじゃないし、
    絵本でも児童書でもないという理解でよろしいでしょうか?
    絵本や児童書は読みたくないという人でも読み始めてくれますかね。

    ドラマについては、
    すみませんが
    おっしゃっていることが理解できません。
    英語の苦手な人からすればもの凄く速いし、
    日本語や英語の字幕が実際のせりふと違っている箇所とか、
    頻繁にありませんか?

    ReplyDelete
    Replies
    1. 「GR=英語のノンネィティブ向けに書かれたシリーズ」と定義しましょう。Rookie-Readersや、Time to discover(廃番らしいです)はネイティブのこども向けだからGRほど不自然ではないのかな。

      ドラマについて

      「英語の苦手な人からすればもの凄く速いし」→その通りですね。でも、発想を変えてみたらどうでしょう。全部わからなくてもいい。いやいや、全然わからなくてもいい。そこからはじめる。たとえば、大好きで日本語で何度も見ているドラマや映画なら、日本語字幕なしでもだいたい話は追えるでしょう。それを英語字幕や英語音声のみで見てみる。

      大人なら、新聞。よく知ってる内容の記事とかを「拾い読み」。

      そんなんでいいと思いますよ。

      とにもかくにも、「学習」的発想を捨てることだと思います。

      あと、私がそういう生徒にすすめたのは、イングランドのサッカーやメジャーリーグの野球です。日本のテレビでも(CS以外はNHKBS1が多い)必ず英語の実況が副音声で聞けます。

      それでもいい。

      要は、「気長に」日常生活に「楽しく」英語をとりいれていくってことでしょう。

      Delete
    2. さらなるお返事、
      本当にありがとうございます。

      ネイティブによるノンネィティブのための英語 (GR)
      は駄目で、
      ネイティブによるネイティブのための英語を吸収すべき、
      つまりリンガ・フランカ的な英語ではなくオーセンティックな英語を
      というスタンスですね。

      最初の質問は、
      絵本や児童書を読みたくないという人を対象に
      どうやったら多読の支援ができるかという質問なんですが‥…。

      ドラマや放送については、
      私も多読を始める前に、
      聴いて聴いて聴きまくるという方法を実践したことはあります。
      ほとんど分からないような状態では楽しくなかったし、
      単なるかけ流し状態になり、
      効果も実感できませんでした。
      映像を通して内容の分かる作品でも、
      英語で何と言っているのか聴き取れませんでした。
      最も分からないのがスポーツ中継でした。
      映像で内容は分かりますよ。(^-^;)
      その分、
      英語の聴き取れなさが際立った感じでした。

      リスニングの効果がでてきたのは、
      多読をして訳さず理解できるようになり、
      類推もできるようになってからでした。
      日本語字幕と英語の台詞で内容が違っているばあいもあることに
      気づいたせいもあるでしょう。

      英字新聞も定期購読していましたが、
      楽しく読めるようになったのは、
      ペーパーバックを何十冊も読んだあとでした。
      新聞記事は断片的で、
      物語になっていないし、
      あまり説明的じゃないですよね。
      児童書や本格的なペーパーバックのようなワクワク感が感じられますか?

      あと、
      新聞の報道記事で、
      昨日のことを現在形で書いている見出しって、
      Penguin Readers のレベル1みたいな感じがありませんか?
      使っている単語のレベルは確かに高いですが。

      「学習」的発想を捨てることと、
      日常に「楽しく」英語をとりいれていくことには強く共感します。

      Delete
    3. TSJさんが私の言いたいことをすっきりまとめてくれました。
      ありがとう!

      Rookie-Readers等は、子ども向けだから、児童書かもしれませんが、「児童書」という分類に入るからその本が嫌、という人はあまりいないでしょうから、まずはその本を手にとってもらう、ということでしょう。

      ドラマについて
      実は私かつて韓国ドラマにはまりまして・・・。
      冬ソナが大ブレイクした当時は二カ国語放送しかありませんでした。
      ビデオに撮ったものを吹き替えで見まくり、その後本当の声を聞いてみたい、と韓国語日本語字幕なしをこれまた見まくりました。そしたら、ちょっとずつですが、聞き取れるようになったんですよ!
      あのまま続けてれば今頃はさぞかし・・・と思います。

      韓国にどんどん出かけている韓流ファンのみなさん、日本アニメのファンのみなさんを見れば、「好き」は何者にも勝る力がある、というのは明らかではないでしょうか。

      Delete
    4. おもしろいディスカッションになってきましたね(笑)。

      Ryotasanのご意見はすごくわかります。

      >聴いて聴いて聴きまくるという方法を実践したことはあります。ほとんど分からないような状態では楽しくなかったし、単なるかけ流し状態になり、効果も実感できませんでした。映像を通して内容の分かる作品でも、英語で何と言っているのか聴き取れませんでした。

      そうですよね。私もそうでした。ただやはり「英語を理解したい。英語が上達したい。」というバイアスが邪魔しているのでは、と最近思うのです。好きなもので、その中にはまってしまって「英語を聞いている」という感覚すらも消える瞬間。そういう状態にもっていければ理想だと思うのです。それにはまず「大好きなもの」に触れる、それから「英語上達」ということを忘れるってことだと思います。大人には難しいですけどね。


      >最も分からないのがスポーツ中継でした。映像で内容は分かりますよ。(^-^;)その分、英語の聴き取れなさが際立った感じでした。

      これも「英語をわかろう」とするバイアスがなかったらどうでしょう。たとえばメジャーリーグオールスターでイチローがランニングHRを打った時。実況は興奮して叫んでた。わかったのは「Ichiro!」のみ。でもその実況の興奮は伝わる。こういうことがいいと思うのです。

      そして、前の記事にも書いてみましたが「時間がかかる」のです。効果を期待していたらやってられないでしょう。

      しかし、英語学習者は「効率」を求めてしまう。その結果結局一生みにつかないという究極の「非効率」になってしまう。

      この矛盾を、「わからなくてもいい。」「とにかくハまろうよ。」というモットーでなんとか解決したいと思うのであります。

      今、光文社新書の「ヤミツキの力」という本を読んでますこの本、tadokuのヒントになるかも。

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    5. 多読多聴マガジンの最新号特集が、「わかる英語で耳から学べ!」

      でも私は、”わかる”英語を聞いてわかるようになったのではなくて、
      なんでもかんでも、気に入ったものを聞き流していたら、
      いつのまにか、自然に、
      言葉ではなく内容をおっている、わかるようになっていたんですよね。

      ”わかるわからない”とか、”効果がある”にこだわること自体が、私にはわからなかったりします。

      Delete
    6. なるほど。私は実は「効果がある」にこだわってしまうタイプなのですが。だからなかなか英語の世界に入れないのかなと思ってます。みなさんには自分のようになってほしくないと思います。

      さて、さきほど卒業生が遊びに来ました。映画を英語音声英語字幕で何本も見ているうちに「字幕が邪魔になってきた」そうです。で、英語字幕も消してみるようになったそうな。1年間週2回そういう授業(多聴)をやってたので、10本くらい映画見てたら別に英語だということが気にならなくなったそうです。「わかるかって言われたら、そりゃわかるんだろうけど。うーん。」と言ってました。映画見てるうちに、「わかるわからない」というレベルから脱したのかなと思います。あとは、「コツっていうか、僕は登場人物になりきって自分がしゃべっている感じになるんだよね。」と言ってました。

      何かヒントになれば。

      Delete
    7. 個人的に知っている範囲で、
      多読を始めたけれど子どもの本は眼中にないっていう人が、
      ときどきいるんです。
      児童書という分類が問題なのではなく、
      表紙を一目見て子ども向けの本だと分かったらソッポを向いてしまう感じです。
      大人の集団全体では少数派かもしれませんが、
      そういう人の数は無視できないぐらいいます。
      (少なくともわたしが住んでいる地方には…。)
      そういう人たちをどう支援するのか
      (GRなしで?)
      という立場で質問をしています。
      今のところ、
      そういう人に子どもの本を押し付ける様なことを
      していません。
      GRでも多読を始めてくれて、
      苦痛なく読み続けてくれたら
      そのうち何とかなるだろうとか、
      そのうち絵本も手に取ってくれるだろうというのでは
      楽観的すぎますかね?

      それから、
      韓流ドラマで韓国語がわかる様になるという例はあると思います。
      英語よりはずっと聴き取り易いんじゃないでしょうか。

      それと、
      わたしが洋画や英語の放送を聴き続けて効果を感じられなかったという体験は、
      多読を始めるまえのことで、
      わかりたいと強く願っていたわけでもありません。
      わからなくてもいいという心構えでひたっていました。
      何年もたってふりかえってみて、
      やはりほとんど効果が無かったと判断せざるをえないということです。
      GRを拒否してまでそういう手探りに戻る必要があるのかなという疑問です。
      セレクティブにGRを使う方が現実的なのではというぐらいの感想です。

      DVDの再生速度を変える方法を見つければ、
      新しい方法で活用できるだろうとは思います。

      GRを拒否するみなさんの選択肢に、
      歌 (洋楽) などは入らないのでしょうか?

      Delete
    8. 念のため補足しておきますが、
      今のわたしが分からなくて困っているわけじゃないですよ。
      今のわたしは字幕無しの方が楽しめます。

      多読を始める前の状態にいる人や、
      多読を始めて間もない段階にいる人の一部を
      支援する方法についての質問なんです。
      効果という言葉を使っても、
      即効性という意味ではありません。

      いずれにしても、
      気長にという雰囲気は保ちたいですね。

      Delete
    9. そうですね~。
      私も、GRではPBへ行けないのでは、と気づいたのはつい最近のことなので・・・。

      私のクラスでは、今年はGRの持ち込みは少なめにして、より児童書へと勧めて行きたいと思っています。

      これまでの経験では、頃合いを見計らって、とてもいい朗読のCD付きの本、あるいは全く気分転換にという感じで歌のCD付きの本(私のお薦めはPants!, Creepy Calypso, Animal Boogieなどですが)や、Mo Willemの絵本を薦めると「お?」という感じでガードを下ろしてくれる子がいましたが。

      大人になるほどむずかしいのは事実ですよね。
      繰り返しになりますが、その人の関心のあることをよく聞き出して、楽しんでもらえそうな本を探す、につきると思います。

      Delete
    10. 素晴らしいですね。
      具体的に本の題名がパッパッと出て来る。
      うまくまとめていただき、
      ありがとうございます。

      自分で本を選ぶ勘を育てていくことも
      大事なんでしょうね。

      Delete
    11. 結局、GRは本屋にもいっぱいあるし、有名な小説や映画のリライトもあるしで、手にとるのも読むのも簡単なんですよね。だから、逆に後々いろいろ困ることも出てくるのかと。ドーピング的多読なのかもしれませんね。

      指導者(支援者)としては、GRもうまく使いながら、絵本や児童書などの「ホンモノ」に入ってもらうように工夫するということでしょうか。

      そのためには、半端ない量を読んでないとダメでしょう。

      GRの議論でふと思ったのですが、私はジャズが好きなのですが、たとえば、マイルス・ディビスがよく使うスケールで他の人がわかりやすく演奏している教材があるんですけど、アホみたいにつまらない。確かにそういう教材の方が、自分も弾けるようにはなるのですが、決して「マイルスをコピーした」って感じにはならない。

      それよりも、完璧でなくとも、マイルスのほんものをコピーしたほうがいい。

      これと同じかな。

      Delete
    12. TSJさん、
      ジャズの話がでてきたので、
      ご意見をお聞きしたいです。

      マイルスの英語って、
      どう思われますか。

      Miles: An Autobiography という本が私は大好きです。

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    13. わかりません。本は出てすぐ買ったんですけど、当時は読めませんでした。読んでみます。家のどっかにあるはず。

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    14. すみません。
      題名を間違えていました。
      Miles: The Autobiography です。

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  9. はからずも多読速読を模索中のものです。
    世界にはたくさん本があって、いい本もあれば、よくわからない本もあります。
    また、読むタイミングによっても感じ方は多分、異なったものとなるはずです。

    私がまだ学生の頃は、本について説明してくれるなんとか大全とか本のカタログみたいなものがあって、もちろん、近くの本屋には一冊一冊そんな本なんてなくて、400文字くらいの概要説明で想像をすることが多くの読書の時間の楽しみでもありました。

    もしも、そこに本当の本があって読めたら、本当の本を読む能力があって読んでどうだ、と思います。

    本当の本を読まなくても十二分に想像力が豊かであれば、と思うことは、日本語訳の本でも、英語原文でも、GRでも可能ではないかとも思います。

    けれどもGRを読んだことが無いので、試しに読んでみたいと思いました。

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    Replies
    1. ならったさん、はじめまして!

      GRでも、おもしろいものはあると思います。でも、全体に対する割合となると・・・。そして、GRは読みやすいので、それに慣れてしまうと、どうもPBへの移行ができなくなってしまうようなのです。
      私の多読授業の経験では、GRを読む学生はGRを読み続けることが多いです。
      GRに興味がおありなら、図書館で入れているところも多いと思いますから、試しに読んでごらんになればどうでしょう?

      本当の本と、要約したものでは、パワーが違います。そのおもしろさに引っ張られて、よくわからない単語や表現をぶっとばしていける。GRは最初から舗装してある道のようなものですかね。

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    2. 横はいりすみません。

      今度は別の質問でーす。

      要約したものではパワーが無いというお考えは分かる気がします。
      それならオリジナルのストーリーならOKなのでしょうか?
      GRでも?

      Delete
    3. オリジナルのストーリーならなんでもいいかは・・・Ryotasanも多読してらっしゃるようなので、Ryotasanの感じられているままではないかと思います。

      Delete
  10. ピンポイントですが、
    ”GRは舗装してあるような道” そうなんです!私も、

    GRは、「アスファルトで舗装された道」
    一般の本は、「何も手が加えられていない、土、石、虫たち、木、苔、なんでもありな道」

    だと思っています。

    ReplyDelete
    Replies
    1. なるほどなるほど。

      舗装道路とはうまいたとえですね。
      ついでに言うと、
      同じ形の建物が並んでいる殺風景な舗装道路ですか。

      Delete
  11. GRを読みにくいな~
    GRの文章ってカチカチだな~
    リズムや波動がなくて読みにくい

    という感想を持った時が児童書や絵本を楽しめるようになった時なのだと思います。

    児童書や絵本ってネイテイブ感覚満載で学校英語に浸った方には難しい。
    そういう時はGRで気楽に向き合ってもらい、
    その中にやさしい絵本を織り交ぜていく。

    そのうちに絵本や児童書が楽しめるようになった時に、
    自身がGRに対して
    やっぱりGRは自然でないな~と思えるようになるといいな~と思います。
    そういう時が、納得してGRを卒業できるのかもしれません。

    こういう事を自分で感じるのが大事かと思います。

    GRも5,6と上になると面白い本もありますし、
    PBの描き下ろしなど時間が無くて、あらすじを知りたい時には便利ですし、
    状況、段階、目的によって本も色々ですよね。

    児童書、絵本で自然な英語にたくさん触れて欲しいと思います。
    ネイテイブの子供のLRでどんどん上がっていくのが理想かな~と
    私は思います。

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    1. cacaobrownyさん、こんにちは!コメントありがとうございます。

      そうですね、GRの方がいい人が自分で納得して「卒業」する、それをさりげな~く支えるのが多読支援者、ですかね。

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